エルニーニョが「史上最強級」になる可能性、2026年は史上最も暑い年に——在宅ケアの備え、夏で終わりにできる?
アメリカ海洋大気庁(NOAA)が2026年8月13日、今年秋から冬にかけてエルニーニョ現象が歴史的な強さになる確率が90%以上と発表し、2026年が史上最も暑い年になる予想も出ていることが看護に与える影響は、夏の熱中症対策だけで気を緩めず、秋以降も異常気象への警戒と在宅患者のBCP(事業継続計画)を長期化して構える必要があるという点です。

ニュースの要約
アメリカ海洋大気庁(NOAA)の気候予測センターは2026年8月13日、今年秋から冬にかけてエルニーニョ現象が非常に強くなる確率が90%以上、特に10月〜12月には1950年以降で最も強い水準になる確率が69%と発表した。2026年は史上最も暑い年になるとの予想も出ている。
現場に影響するルート
- Step 1NOAAが2026年8月13日、今秋から冬にかけてエルニーニョ現象が歴史的な強さになる確率90%以上と発表、2026年は史上最も暑い年になるとの予想も出ている
- Step 2エルニーニョは世界の気温を押し上げ、地域によって干ばつ・大雨などの異常気象を引き起こすとされる
- Step 3日本でも今年は記録的な猛暑・大雨が既に相次いでおり、この傾向が秋・冬にかけても続く可能性が示唆されている
- Final Step訪問看護・在宅医療の現場は、夏の熱中症対策だけで気を緩めず、秋以降も異常気象への警戒を持続し、在宅患者のBCP体制を長めに構えておく必要がありそう
「今年の暑さ、そろそろ終わってほしい」——そう思っている方には、少し気になる予測かもしれません。
アメリカ海洋大気庁(NOAA)の気候予測センターは2026年8月13日、今年の秋から冬にかけてエルニーニョ現象が非常に強くなる確率が90%以上あると発表しました。特に10月から12月にかけては、1950年以降の過去のエルニーニョ現象を上回る歴史的な強さとなる確率が69%とされています。エルニーニョは太平洋の中部から東部にかけての赤道海域で海面水温が上昇する現象で、世界の気温を押し上げ、地域によっては干ばつや大雨などの異常気象を引き起こすとされています。海外の分析では、2026年は史上最も暑い年になると予想されています。
日本でも今年は記録的な猛暑や大雨が相次いで報じられています。今回の予測が示しているのは、こうした異常気象の傾向が、夏が終わったからといって収まるとは限らないということです。
訪問看護や在宅医療の現場にとって、これは「夏の暑さ対策」だけで気を緩めていいのかを考え直すきっかけになりそうです。在宅酸素や人工呼吸器など、電源や室内環境の管理が欠かせない患者さんを担当している場合、秋や冬になっても異常気象が起こりうるという前提で、災害時対応マニュアルや連絡体制を長めのスパンで維持しておくことが、今のうちからできる備えになります。
「暑い季節が終わったから一段落」ではなく、「今年は年間を通して警戒が必要かもしれない」という視点を持っておくと、いざという時の対応にも余裕が生まれそうです。
よくある疑問
Q.この影響を最初に受けるのは誰?
A.在宅酸素・人工呼吸器など電源や環境管理が必要な在宅患者さんと、季節を問わず異常気象への備えを求められる訪問看護師・在宅医療スタッフが、まず関わりのある立場です。
Q.現場で今すぐできることは?
A.『猛暑対策は夏だけ』という前提を見直し、秋以降も異常気象が起きうるという想定で、在宅患者さんの災害時対応マニュアルや連絡体制を長めのスパンで維持しておくと安心です。