生活

値上げが『気づかれにくい』小刻み型に——紙おむつ・衛生用品にも波及、使用量減っていませんか?

💡 看護への影響ポイント

帝国データバンクの調査で食品・日用品の値上げが「小刻み・機動的」型に変化し、紙おむつ・生理用品等の衛生用品にも値上げの動きが及んでいることが看護に与える影響は、家庭で使用量を無意識に減らす世帯が出てくる可能性があり、看護師・介護職がおむつかぶれ・褥瘡などの皮膚トラブルの兆候に一層注意を払う必要が出てくるという点です。

ニュースの要約

帝国データバンクの調査によると、2026年8月の食品・日用品の値上げは2,311品目、9月はさらに4,531品目と2023年10月以来の規模になる見通し。かつては年1回まとめての改定が主流だったが、近年はコストが上がった分だけ随時価格転嫁する「小刻み・機動的」な値上げが定着している。紙おむつ・生理用品等の衛生用品も、大手メーカーが9月以降の値上げを交渉中と報じられている。

出典: プライシー(2026-08-18の報道)元記事を見る ↗

現場に影響するルート

  1. Step 1帝国データバンクの調査で食品・日用品の値上げが「年1回まとめて」から「気づいたら数円〜数十円ずつ上がる」小刻み・機動的な型に変化していると判明した
  2. Step 2消費者は値上げに気づきにくいまま、じわじわと生活費が圧迫されていく構造になっている
  3. Step 3紙おむつ・生理用品等の衛生用品についても、大手メーカーが9月以降の値上げを交渉中と報じられており、介護・医療現場で日常的に使う消耗品にも波及しつつある
  4. Final Step家計負担を理由に家庭で衛生用品の使用量・交換頻度を無意識に減らす選択をする世帯が出てくる可能性があり、看護師・介護職がおむつかぶれ・褥瘡といった皮膚トラブルの兆候に一層注意を払う必要が出てくる

今月もまた、スーパーのレシートを見て「あれ、こんなに高かったっけ」と思った人、多いのではないでしょうか。

帝国データバンクの調査によると、2026年8月だけで食品・日用品の値上げは2,311品目。9月にはさらに4,531品目が控えていて、これは2023年10月以来の規模だといいます。かつては「年に1回、まとめて値上げ」が一般的でしたが、今は「コストが上がった分だけ、その都度数円〜数十円乗せる」という小刻みなスタイルが定着してきました。

この変化、実はけっこう厄介です。まとめての値上げなら「あ、上がったな」と気づきやすいのですが、小刻みだと「知らぬ間に上がっていた」という感覚のまま、じわじわと家計が圧迫されていきます。ティッシュやトイレットペーパーといった日用品も、この夏すでに値上げの対象になっています。

見逃せないのが、食品だけでなく紙おむつや生理用品といった衛生用品にも、この値上げの波が及びつつあるという点です。大手メーカーが9月以降の価格改定を交渉中と報じられています。介護・医療の現場で日常的に使う消耗品だからこそ、この動きは他人事ではありません。

家計の負担が大きくなれば、家庭で「もう少し使えるかな」と使用量や交換頻度を無意識に減らしてしまう世帯が出てくることも考えられます。それが積み重なると、おむつかぶれや褥瘡といった皮膚トラブルにつながりかねません。訪問先で衛生用品の使用状況にさりげなく目を配ることが、こうした変化の早期発見につながりそうです。

よくある疑問

Q.この影響を最初に受けるのは誰?

A.在宅で家族の介護をしている世帯と、皮膚トラブルの予防的ケアを担う訪問看護師・介護職がまず関わってきます。

Q.現場で今すぐできることは?

A.今すぐ大きな対応が必要なわけではありませんが、訪問時に衛生用品の使用量や交換頻度に変化がないか、さりげなく確認する視点を持っておくと変化に気づきやすくなります。