環境

インフルエンザ、統計開始以来2番目の早さで全国流行入り——夏休み明けの現場で今すぐ考えたいこと

💡 看護への影響ポイント

厚生労働省が2026年8月28日、今シーズンのインフルエンザが全国で流行入りしたと発表し1999年の感染症法施行以降で過去2番目の早さとなったことが看護に与える影響は、夏休み終了に伴う新学期の人の接触機会増加と重なる時期のため、高齢者施設や医療機関で例年より早いタイミングでの感染対策強化が必要になるという点です。

ニュースの要約

厚生労働省は2026年8月28日、今シーズンのインフルエンザが全国で流行入りしたと発表した。第34週(8月17日〜23日)の定点あたり患者報告数は1.11人で、流行開始の目安となる1.0人を上回った。1999年の感染症法施行以降で過去2番目に早い流行入りで、東京都でも8月27日に流行開始が発表されている。

出典: リセマム(2026-08-28の報道)元記事を見る ↗

現場に影響するルート

  1. Step 1厚生労働省が2026年8月28日、今シーズンのインフルエンザが全国で流行入りしたと発表、1999年の感染症法施行以降で過去2番目に早い時期となった
  2. Step 2第34週の定点あたり患者報告数は前週の0.69人から1.11人へ急増し、流行開始の目安である1.0人を上回った。東京都でも8月27日に流行開始が発表され、都内の学校や社会福祉施設で集団感染事例が7件報告されている
  3. Step 3例年より1か月以上早い流行入りは、夏休み終了に伴う新学期開始・人との接触機会増加の時期と重なっており、通常の『冬の備え』の感覚では対応が遅れるおそれがある
  4. Final Step高齢者施設や医療機関では、面会制限やワクチン接種の呼びかけといった感染対策を例年より早いタイミングで検討する必要が出てきている

『まだ8月なのに、もうインフルエンザ?』——そう驚いた人は少なくないはずです。

厚生労働省は2026年8月28日、今シーズンのインフルエンザが全国で流行入りしたと発表しました。第34週(8月17日〜23日)の定点あたり患者報告数は1.11人で、流行開始の目安となる1.0人を上回っています。前週の0.69人から急増した形で、1999年の感染症法施行以降では過去2番目に早い流行入りです。東京都でも8月27日に流行開始が発表され、都内の学校や社会福祉施設ではすでにインフルエンザ様疾患の集団感染事例が7件報告されています。

例年より1か月以上早いこの流行入りは、夏休み終了に伴う新学期開始と時期が重なっているのが厄介なところです。『インフルエンザは冬のもの』という感覚のまま油断していると、対応が後手に回りかねません。都道府県別では沖縄県が4.43人と最多で、岩手県2.10人、青森県2.08人と続いており、地域によって流行の立ち上がり方にも差が出ています。

高齢者施設や医療機関にとっては、面会制限のルールやワクチン接種の呼びかけといった感染対策を、例年よりも前倒しで検討し始める必要が出てきています。今後は夏休みの終了とともに学校や職場での接触機会がさらに増えるため、東京都も本格的な流行拡大を見込んで警戒を呼びかけています。基本的な手洗い・換気・咳エチケットの徹底を、この時期から改めて意識しておく価値がありそうです。

よくある疑問

Q.この影響を最初に受けるのは誰?

A.高齢者施設・医療機関の感染対策担当者と、まだワクチン接種を済ませていない入所者・患者本人がまず関わってきます。

Q.現場で今すぐできることは?

A.今すぐ全面的な対策強化をする必要はありませんが、例年の開始時期を前提にしていたワクチン接種や面会ルールの検討スケジュールを、一度前倒しで見直しておくと安心です。