8月の失業率、5か月ぶりに悪化——人手不足の訪問看護・介護にとっては、採用のチャンスかもしれません
厚生労働省と総務省が2026年8月の完全失業率が2.5%で5か月ぶりに悪化したと発表したことが看護・介護に与える影響は、増加した失業者の多くが自発的な離職によるもので労働市場の人材流動性が高まっている可能性があるため、人手不足が深刻な訪問看護・介護分野の採用担当にとっては今の労働市場の変化を意識した採用活動のタイミングを検討する価値があるという点です。

ニュースの要約
厚生労働省と総務省は2026年10月2日、2026年8月の完全失業率(季節調整値)が2.5%で前月から0.1ポイント上昇、5か月ぶりの悪化になったと発表した。有効求人倍率は1.18倍で前月から横ばい、失業者数は2カ月ぶりに増加したが自発的な離職が中心だった。
現場に影響するルート
- Step 1厚生労働省・総務省が2026年8月の完全失業率が2.5%で5か月ぶりに悪化したと発表した。失業者数は2カ月ぶりに増加したが、自発的な離職が中心だった
- Step 2自発的離職が中心の失業率上昇は、転職を考えて現在の職を離れる人が増えている、労働市場の人材流動性の高まりを示している可能性がある
- Step 3人手不足が深刻な訪問看護・介護分野にとっては、こうして労働市場に出てくる求職者にアプローチできる機会が増えているとも言える
- Final Step採用担当は、今の労働市場の変化(自発的離職の増加)を意識して、求人の出し方や採用活動のタイミングを検討する価値がある
「失業率が悪化」と聞いて、悪いニュースだとばかり思っていませんか。
厚生労働省と総務省は2026年10月2日、2026年8月の完全失業率(季節調整値)が2.5%になったと発表しました。前月から0.1ポイント上昇し、悪化は5か月ぶりです。有効求人倍率は1.18倍で前月から横ばい。失業者数は2カ月ぶりに増加しましたが、その中心は自発的な離職でした。
ここで見方を変えてみると、興味深い点があります。自発的離職が中心ということは、今の職を自分から離れて転職を考えている人が増えている、つまり労働市場の人材の流動性が高まっている可能性があるということです。
人手不足が深刻な訪問看護・介護分野にとって、これは悪い話ばかりではありません。労働市場に出てくる求職者にアプローチできる機会が、普段より増えているとも言えます。
今すぐ採用活動を大きく変える必要はありません。ただ、自発的離職が増えているという今の労働市場の動きを知っておくと、求人の出し方や採用活動のタイミングを考える材料になりそうです。
よくある疑問
Q.この影響を最初に受けるのは誰?
A.訪問看護ステーション・介護事業所の採用担当者と、転職を考えている求職者がまず関わってきます。
Q.現場で今すぐできることは?
A.今すぐ採用活動を大きく変える必要はありませんが、自発的離職が増えているという今の労働市場の動きを知っておくと、求人のタイミングや訴求の仕方を考える材料になります。