経済

ガソリン価格、高止まり続く——訪問看護の移動コスト、誰が負担する?

💡 看護への影響ポイント

原油高を背景にしたガソリン価格の高止まりが看護に与える影響は、自家用車での移動が多い訪問看護師にとって給油コストの負担が重くなりやすく、事業所の交通費支給の仕組みが追いついていない可能性があるという点です。

ニュースの要約

資源エネルギー庁が2026年7月23日発表したレギュラーガソリンの全国平均店頭価格(21日時点)は1リットル170円で、前回調査から2週間ぶりに値上がりした。中東情勢の緊迫による原油高が背景にあり、政府の補助金があってもなお高値圏での推移が続いている。

出典: 日本経済新聞(2026-07-23の報道)元記事を見る ↗

現場に影響するルート

  1. Step 1資源エネルギー庁が2026年7月23日発表したレギュラーガソリンの全国平均店頭価格(21日時点)は1リットル170円で、2週間ぶりに値上がり。中東情勢の緊迫による原油高が背景にあり、政府の補助金があってもなお高値圏での推移が続いている
  2. Step 2訪問看護は自家用車での移動が多く、給油コストは事業所や個人の看護師にとって直接的な負担になる
  3. Step 3訪問件数の多い看護師ほどガソリン代の負担が重くなりやすいが、多くの事業所では交通費・車両維持費の支給基準が、これほど急な価格変動を想定した仕組みになっていないことが多い
  4. Final Step訪問看護ステーションの管理者は、ガソリン価格の高止まりが続く前提で、交通費支給基準や訪問ルートの効率化を検討する必要が出てきそうだ

「今日はガソリン代がかさんだな」。訪問看護をしている人なら、一度は感じたことがあるかもしれません。

資源エネルギー庁が2026年7月23日に発表したレギュラーガソリンの全国平均店頭価格(21日時点)は1リットル170円で、前回調査から2週間ぶりに値上がりしました。中東情勢の緊迫による原油高が背景にあり、政府の補助金で価格上昇が抑えられているにもかかわらず、なお高値圏での推移が続いています。

このニュース、訪問看護に携わる人にとっては地味に効いてきます。訪問看護は患者さん宅を一件一件回るため、自家用車での移動が欠かせません。ガソリン代の高止まりは、事業所にとっても、自分の車で訪問をこなす看護師個人にとっても、直接の負担になります。

訪問件数が多い看護師ほど、この負担は重くなりやすいものです。ところが多くの事業所では、交通費や車両維持費の支給基準が、こうした急な価格変動を想定して設計されているとは限りません。ガソリン価格が上がっても、支給額はしばらく据え置かれたまま、というケースも少なくないのではないでしょうか。

訪問看護ステーションの管理者にとって、ガソリン価格がすぐには落ち着かないという前提に立てば、交通費の支給基準を見直したり、訪問ルートを効率化してムダな走行を減らしたりすることが、これまで以上に現実的な検討課題になってきそうです。

よくある疑問

Q.この影響を最初に受けるのは誰?

A.自家用車で訪問件数をこなす看護師本人と、交通費・車両維持費の支給基準を決める訪問看護ステーションの管理者が、直接の影響を受けます。

Q.現場で今すぐできることは?

A.直近数カ月の給油費の実感を管理者に共有しておくと、支給基準の見直しを検討する材料になります。