テクノロジー

介護AI・ロボット、家族介護経験者の72.5%が「前向き」——提案するとき、説明できていますか?

💡 看護への影響ポイント

介護用品レンタルのヤマシタが45〜74歳を対象に行った調査で現在家族の介護をしている人の72.5%がAI・ロボット活用に前向きと回答し介護経験のない人(52.2%)との差が20.3ポイントに達した一方で導入への懸念のトップが『費用がわからない』60.7%だったことが看護・介護に与える影響は、家族へ見守り機器やロボットを提案する際に性能の説明だけでなく費用感とサポート体制をセットで伝える価値があるという点です。

ニュースの要約

ヤマシタが2026年9月28日発表した『介護AI・ロボット受容実態調査2026』(45〜74歳の男女1,031人対象)で、現在家族の介護をしている人の72.5%がAI・ロボット活用に前向きと回答し、介護経験のない人(52.2%)との差は20.3ポイントに達した。導入への懸念のトップは『費用がわからない』60.7%だった。

出典: PR TIMES(株式会社ヤマシタ発表)(2026-09-28の報道)元記事を見る ↗

⚡現場に影響するルート

  1. Step 1ヤマシタが45〜74歳の男女を対象に行った調査で、現在家族の介護をしている人の72.5%がAI・ロボット活用に前向きと回答し、介護経験のない人(52.2%)との差は20.3ポイントに達した
  2. Step 2見守り方法では『センサーが異常を検知し家族や専門家に通知』への支持が76.3%と最も高く、常時監視より『必要なときだけ知らせる』形が受け入れられやすい
  3. Step 3一方で導入への懸念のトップは『費用がわからない』60.7%であり、家族介護者の前向きさと具体的な導入不安(費用・故障対応・安全性)が同時に存在している
  4. Final Step訪問看護・介護の現場で家族へ見守り機器やロボットを提案する際、性能の説明だけでなく費用感とサポート体制をセットで伝えることが、家族の前向きな気持ちを実際の導入につなげる一手になる

「使ってみたい」気持ちはあるのに、なぜ導入が進まないのでしょうか。

介護用品レンタルのヤマシタが2026年9月28日に発表した「介護AI・ロボット受容実態調査2026」(45〜74歳の男女1,031人が対象)によると、現在家族の介護をしている人の72.5%がAI・ロボット活用に前向きと回答しました。介護経験のない人では52.2%にとどまり、その差は20.3ポイントにのぼります。実際に家族の介護をしている人ほど、テクノロジーの必要性を肌で感じているということかもしれません。

見守り方法についても、興味深い傾向が見えます。「センサーが異常を検知したときだけ家族や専門家に通知する」という方法が76.3%の支持を集め、最も受け入れられていました。常時見られている感覚よりも、「必要なときだけ知らせてくれる」形が安心につながるようです。

一方で、導入への懸念のトップは「費用がわからない」60.7%でした。次いで「故障対応・メンテナンスへの不安」51.2%、「安全な使用への不安」45.2%と続きます。家族介護者の前向きな気持ちと、導入への具体的な不安は、同時に存在しているのです。

訪問看護や介護の現場では、利用者のご家族に見守り機器やロボットを提案する場面が少なくありません。この調査結果は、家族が「使ってみたい」と思っていても、価格やサポート体制の説明が伴わなければ、その気持ちは実際の導入にはつながりにくいことを示しています。機器を紹介する際は、性能や機能の説明だけでなく、「月々いくらか」「故障したときはどう対応してもらえるか」をセットで伝えることが、家族の不安を減らす一手になりそうです。

よくある疑問

Q.この影響を最初に受けるのは誰?

A.家庭で家族の介護をしている人と、その家族に機器の利用を提案する訪問看護師・ケアマネジャーがまず関わってきます。

Q.現場で今すぐできることは?

A.今すぐご家族に機器を勧める必要はありませんが、話をする際は性能だけでなく『月々いくらか』『故障したらどうなるか』も一緒に伝えると、家族の不安を減らせます。