総人口317万人減、過去最大の減少幅——高齢化率29.4%の社会で、地域の人材確保はどうなりますか?
総務省が2025年国勢調査の確定値を発表し日本の総人口が1億2297万2528人で前回調査比317万3571人(2.5%)減少し1920年の調査開始以来過去最大の減少幅となり65歳以上の割合(高齢化率)が29.4%で過去最高を更新したことが看護・介護に与える影響は、人口減少と高齢化率上昇が同時に進む中で地域ごとの人口動態を踏まえた人員配置・採用戦略の見直しが今後さらに重要になるという点です。

ニュースの要約
総務省が2025年国勢調査の確定値を発表し、日本の総人口は1億2297万2528人と前回調査比317万3571人(2.5%)減少、1920年の調査開始以来過去最大の減少幅となった。65歳以上の割合(高齢化率)は29.4%で過去最高を更新し、都道府県別で人口が増加したのは東京のみだった。
現場に影響するルート
- Step 1総務省が2025年国勢調査の確定値を発表。日本の総人口は1億2297万2528人と前回調査比317万3571人(2.5%)減少し、1920年の調査開始以来過去最大の減少幅となった。65歳以上の割合(高齢化率)は29.4%で過去最高を更新した
- Step 2都道府県別で人口が増加したのは東京のみで、地方の人口減少・高齢化はさらに加速している構図が浮かぶ
- Step 3一方で外国人人口は39.8%増の384万39人と過去最多となっており、看護・介護分野を含む労働力の担い手構成も変化し続けている
- Final Step総人口が減り高齢化率が過去最高を更新する中、訪問看護・介護の需要は増える一方で地方ほど働き手の確保が難しくなる構図が続くため、地域ごとの人口動態を踏まえた人員配置・採用戦略の見直しが今後さらに重要になる
「うちの地域、人口ってどう変わっているんだろう」——そう考えたことはありますか。
総務省が発表した2025年国勢調査の確定値によると、日本の総人口は1億2297万2528人。前回調査(2020年)に比べて317万3571人、率にして2.5%の減少となりました。1920年の調査開始以来、過去最大の減少幅です。65歳以上の割合、つまり高齢化率は29.4%で過去最高を更新しました。
都道府県別に見ると、人口が増加したのは東京のみ。地方の人口減少と高齢化は、さらに加速している構図が浮かび上がります。
一方で、外国人人口は39.8%増の384万39人と過去最多になりました。看護・介護分野を含め、働き手の構成そのものが変化し続けていることがうかがえます。
総人口が減り、高齢化率が過去最高を更新する。この2つが同時に進む社会では、訪問看護・介護の需要は増える一方で、地方ほど働き手の確保が難しくなるという構図がこれからも続きそうです。今すぐ何かを変える必要はありませんが、自分の事業所が担当するエリアの人口が増えているのか減っているのかを一度確認しておくことが、今後の人員計画を考える材料になります。
よくある疑問
Q.この影響を最初に受けるのは誰?
A.地方で訪問看護・介護サービスの人員計画を立てる管理者と、採用・配置を担当する担当者がまず関わってきます。
Q.現場で今すぐできることは?
A.今すぐ採用計画を変える必要はありませんが、自分の事業所が担当するエリアの人口動態(増えているか減っているか)を一度確認しておくと、今後の人員計画の材料になります。